技術情報

圧力計の目盛りについて

2017.11.7

(JIS B 7505 部分引用)

圧力計の目盛は、次の規定によって作成されます。

1. 最大目盛

圧力計、連成計の圧力部の最大目盛は、1.0×10n,1.6×10n,2.5×10n,4.0×10n,6.0×10n
又、真空計、連成計の真空部の最大目盛は、-1.0×10n(nは正負の整数はゼロ)とする。

2. 目量(1目盛の量)

圧力計の目量は、1×10n,2×10n,5×10n (nは正負の整数またはゼロ)とし、許容差に近く 2倍を超えないこと。
※個々の圧力計目盛版の1目盛の量は、次表より分割数を求め 『最大目盛÷分割数』 となります。

3. 目盛分割数

圧力計の目盛分割数は、上記1、2および精度等級より次表のようになります。

種類 最大目盛
(Mpa または kPa)
精度等級
0.6級 1.0級 1.6級 2.5級 4.0級
圧力計 1 x 10n 100 50 50 20 20
1.6 x 10n 160 80 32 32 16
2.5 x 10n 125 50 50 25 25
4 x 10n 200 80 40 20 20
6 x 10n 120 60 60 30 30
真空計 -0.1 ~ 0 100 50 50 20 20
連成計 -0.1 ~ 0.1 100 100 40 20 20
-0.1 ~ 0.16 130 52 52 26 26
-0.1 ~ 0.25 175 70 35 35 35
-0.1 ~ 0.4 100 50 50 25 25
-0.1 ~ 0.6 140 70 35 35 14
-0.1 ~ 1 110 55 55 22 22
-0.1 ~ 1.6 85 85 34 34 17
-0.1 ~ 2.5 130 52 52 26 26
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